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台風対策でのフィルム施工のメリットについて

これまで、台風対策や飛来物対策での飛散防止フィルム施工の有効性に関してブログで書いてきました。また、その際のフィルムの選定方法についても書いてきましたが、フィルムの貼り付けの対策が他の対策と大きく異なる点に今回は焦点を合わせていきたいと思います。

 

台風などの突風の被害が想定される時の窓対策として、養生テープを貼り付ける、板でガラス全面を覆うなどの対策が考えられますが、そのような対策と窓ガラスに飛散防止フィルムなどのフィルムを貼り付ける対策との決定的な違いがあります。

 

養生テープ等の対策は、あくまで一時的な対策になります。台風が過ぎ去った後、撤去する必要があります。一方、フィルム貼り付けによる対策は恒久的な対策と言える点です。(フィルムの寿命は概ね10年から15年と言われています)つまり貼ったままにしておいて良いですし、その効果はフィルムの寿命まで続きます。

 

その上、更に他のメリットもあります。それは、UVカットの効果です。家具やフロアなどの家の備品や設備の色あせ防止や長持ちに役立ちます。また、日焼け対策にもなります。

 

そして、飛散防止フィルムは、室内での人の転倒や物品での事故でガラスが割れる時の怪我の軽減にも役立ちます。(この対策を主なものとしてフィルムを貼られる方もおられます)

 

さらに地震対策にもなります。大きな地震ですと揺れでガラスが割れてひどい時にはサッシから落ちてしまうこともあります。そうなると、窓付近はガラスが散乱して大変危険な場所になってしまいます。これを防ぐ効果がフィルムにはあります。

 

これらのメリットに加えて、フィルム別の特別な効果も加わります。それは、遮熱や断熱だったり、防犯だったり、プライバシー効果だったりします。(つまり、上記4点はどのフィルムでも持っているメリットになります)

 

つまり、台風対策としてフィルムを貼るとしても、それに付随する多くのメリットから益を得ることが出来るという事です。もう少し言いますと、たとえ台風が直撃の進路からそれて対策が空振りのように感じても、フィルム施工によるメリットからその後多くの益を得ていけるという事です。

 

それで、台風対策として窓ガラスへのフィルム施工を考えておられる方は、上記のようなメリットも考慮に入れて窓ガラスフィルムの導入をご検討ください。