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飛散防止フィルム 衝突対策について

これまで、台風・竜巻・突風などの防災対策としての飛散防止フィルムの有効性についてこのブログでも取り上げてきました。確かに、いつ何時災害の危機に面するか予想は出来ないので備えておく必要があります。しかし、この災害以上に頻度としてガラスによる怪我をする確率が高い事故があります。それは、室内での人の転倒や不可抗力での人の衝突によるガラスの破壊による怪我です。具体的に言いますと、子供が室内で遊んでいてガラスに突っ込んだり、窓の際で転倒してガラスが割れたりしたときの事故による怪我です。場合によっては、ガラスがあると分からずに突っ込んで割ってしまうこともあります。

 

 

特に子供さんがおられる家庭は、子供がガラスに勢い余って衝突してしまう事故を大変心配しておれることでしょう。一般的な住宅に使われているフロートガラスは、一度割れますと(ひびが入る程度であれば問題ないですが)その破片は大変鋭利で、大きな怪我に結び付く危険があります。そんな場合、飛散防止フィルムが貼ってありますと、たとえ割れてもガラスの飛散を防止する効果があり、怪我を最小限度に抑えることができます。

大手のフィルムメーカーでは、この人体が衝突する事故の場合の製品選定の指針を出しています。

それによりますと、小中学生(7~15才)歩行・走行からの衝突、静態からの転倒、成人(16才以上)静態からの転倒の場合、フィルム基材厚が 100マイクロメートル以上の製品(一般的な飛散防止フィルムより厚いフィルム)が勧められています。

 

さらに、小中学生(7~15才)動態からの転倒、成人(16才以上)歩行・走行からの衝突の場合、フィルム基材厚が200マイクロメートル以上で多積層のフィルムが勧められています。

つまり、どれくらいの年代の人がどんな場面でガラスに衝突することが予想されているかによって製品の選択をするのが良いということです。

 

フィルム職人HASでは、人体衝突の事故の対策としてのフィルム選定に関しても適切なフィルムを提案し提供することができます。どうぞお気軽にご相談ください。