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施工道具 スキージーについて②

この連載のブログでは、初期の頃窓ガラスフィルムの施工道具で特殊な物でスキージーを取り上げました。その記事でも書きましたが、窓ガラスフィルムを貼る時の施工道具はほとんどは、清掃作業で使うものなどホームセンターでも扱っている物などが多いですが、このスキージーだけは特殊な物と言えるでしょう。使い方は、フィルムやガラスに施工液を噴霧器で吹いて濡らした後、フィルムをガラスに乗せてその施工液を綺麗に抜いていくためにこのスキージーでフィルムの上から力を入れて滑らせていくために用います。

 

今回は、その中でもいくつか種類があって、どんな用途で用いるのか考察してみたいと思います。

 

まずスキージーには、ハンドルの部分と先端のウレタンやゴムの部分のブレードの部分に分けられていて、ブレード部は交換できるようになっています。色がいろいろありますが、硬さがそれぞれ異なっています。どんなフィルムを貼るかや、ガラスがどんな状態かで違うものを用います。弊社で使っているものを例にして解説していきます。どの用途にどんなブレードやハンドルを使うかは、職人の好みやこだわりが強く出るところなので、あくまでもこれからの説明は、フィルム職人HASの用途やこだわりが出ていることを考慮いただければ幸いです。

 

これは、8インチ用のハンドルにレッドのシリコンゴムが付けてある仕様のものです。ゴムの硬度は95 で、硬い部類の物です。広い面積のガラスに、遮熱フィルムや飛散防止フィルムなど比較的に薄いフィルムを貼る時に使っています。ハンドルは、フュージョン製となります。(アメリカ製)

これは、5インチのハンドルにブルーマックスと言われるウレタンブレードを付けている仕様ものです。

このブレードは、一番使っている人が多い定番のものだと思います。狭い面積のガラスや、狭い幅のブレードの方が、力を入れやすいので、防犯フィルムなどの厚物のフィルムの施工に用いています。

こちらは、6インチのパワースキージーと言われる物です。ブレードは、かなり硬い部類の物です。防犯フィルムの施工に用いています。フィルムやガラスの面積やガラスの表面の状態で、前の5インチのものと使い分けています。こちらのものは、アマゾンなどでも入手が比較的に容易です。多分ですが、形が一緒なものは皆同じ物だと思います。力は、5インチの方がかけやすいです。ブレードの厚さが、このパワースキージーの方が厚いです。

このスキージーは、5インチの先端が細くなっていくベベルタイプのブルーマックスブレードをステンレス製のワイパーのハンドルに付けた仕様の物です。

先端が細い仕様のブレードは、通常のものに比べてしなりがあり湾曲にも沿う性質があるので、曲面ガラスやカーフィルムで用いることが多いです。私は、複層ガラスの型板ガラス(凸凹面があり、すりガラスのようになっているガラス)で使っています。複層ガラスの型板ガラスは、室内側は表面が平滑ですが多少波打っています。多少の波打には追従するように感じていて使っています。

最後に一番幅が狭い(100mm程)のブレードのスキージーです。これも先端が細くなっていくベベルタイプです。ゴムの硬度が一番柔らかくて、湾曲の大きなガラスに沿うので、主にカーフィルムの施工で用いています。

たまに、狭い幅の窓ガラスの施工にも使うこともあります。

他にも木製の持ち手で、ブレードと一体化しているものを用いている職人の方も多いですが、私は、それを長年使っていて手首が腱鞘炎のようになってしまったこともあって現在では使っていません。

 

上記のように用途によって使い分けています。何かの参考になれば幸いです。