前にUVカットフィルムについてこのブログで書かせていただきました。正式には、UVカットフィルムというカテゴリーは無く、一般的には透明な飛散防止フィルムがUVカットフィルムであるということを説明いたしました。そして、どのタイプの窓ガラスフィルムでもUVカットをする(防犯、遮熱、プライバシーフィルムでも)ということでした。
でもそのブログの最後でふれましたが、UVカットに特化したフィルムがあるということです。今回はそのご説明をしたいと思います。
それは、高領域UVカットフィルムです。サンゲツというメーカーから出ています。読んで字のごとく、一般的なフィルムよりも高領域でUVをカットするというものです。メーカーのサイトをご覧ください。
サイトの説明の通りですが、一般的なフィルムは、300~380nmの紫外線をカットしますが、この高領域UVカットフィルムは、280~400nmの紫外線を99%カットします。つまり、カットする紫外線の波長域の範囲が広いということです。この280~300nm、380~400nmの紫外線は、危険性は比較的低いとされていますが、特にインテリアなどの日焼けを気にされる方や、肌への影響を極力最小限度にしたい方などが選ばれると良いと思います。サイトの実験結果は、興味深い内容となっています。新居の窓際のフローリングの日焼けや、マンションの価値を保ちたいなどのご要望にもお応えできると思います。
しかし、デメリットもあることはあります。少し、フィルムが黄色味を帯びております。(紫外線吸収剤の影響)
でも、この色味は比較した場合気付く程度のものであり、貼ったらまず分からないと思います。
UVカットフィルムをご用命の際は、この高領域UVカットフィルムもご検討されることを是非お勧め致します。