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サンルームやテラス囲いに遮熱フィルムを

このようなサンルーム、洗濯物を干したり、観葉植物を置いたり、ぽかぽか温かかったり、午後のアフタヌーンティーも良いものですね。

 

でも、灼熱の夏にはどんな状態になるでしょうか?

サンルームと言われる、住宅から出っ張っているお部屋があるお宅があります。大抵は、ガラス張りになっていて、天井からも日光を取り入れられるようになっています。小さめのものであれば、洗濯ものを干すのにも便利です。スペースがあれば、優雅な家具などを置き、アフタヌーンティーを楽しんだり、植物を飾ったりもできます。

 

でも、問題は夏です。日光を最大限取り入れる造りのため、夏の暑さは半端ないものとなります。場合によってはエアコンも追いつかないぐらいの熱気がたちこめます。天井から日光を取り入れる造りが仇となってしまいます。

 

そこでお勧めしたいのが、遮熱フィルムを貼ることです。

それも、効果の高いミラー調の遮熱フィルムがお勧めです。しかもこのフィルムは、日中は中が見えにくくなる、プライバシー効果も備えています。このフィルムで、サンルームを囲めばかなりの効果を期待できます。

 

でも一つ問題があります。特に天井ですが、ガラスではなく、ポリカーボネイト製の物が多くあります。多分、費用や施工性、耐久性などを考えてそうしているのだと思いますが、ガラスフィルムを直接貼ることができません。簡単に言いますと、ポリカーボネイトの中にガスや水分が含まれているため直接貼ると、エアが膨れてきたりはがれてきてしまうからです。でも、貼れる方法が存在しています。

それは、ポリカーボネイトにも貼れるフィルムがあり、それを貼ってからその上からミラーフィルムを貼る方法です。二枚貼ることになるので、費用はそれなりにかかりますが、暑さ対策は万全です。

 

ただし、注意事項があります。剥がすことが出来ないという事です。ガラスであれば、フィルムを剥がした後、糊が残ってもガラス面は固くなめらかであるため、糊をスクレーパーなどで取ることが出来ます。でも、ポリカーボネイトは、表面が硬くなく、また溶剤にも弱いので糊を溶かしてとることも出来ません。それで、一度貼ってしまうと、剥がすことは出来ないと考えてください。でも暑さ対策を万全にしたい場合、そのリスクと天秤にかけて考慮なさるとよいでしょう。

 

ガラス部分であれば何の問題もありませんので、サンルームの暑さ対策には是非遮熱フィルム施工をご検討ください。