CPマークというものがどんなもので、どんな基準があるのかについて書いてきましたが、どんな窓ガラスにもCPマークを貼ることができるのでしょうか?
答えは、ある一定の条件があるということです。
その条件とは、ガラスの厚さ、鍵の種類、貼る範囲、施工者の資格です。一つづつ解説していきます。(詳細は省いているところがあります)
1,ガラスの厚さ
5mm以上が必要です。(3mm・3mmの複層ガラスに対応するものもあります)
2,鍵の種類
クレセント錠がサブロック機能付きであること。(大抵の鍵にはついています)
補助錠の設置(新しいサッシには、下部に付いていることが多い)
3,貼る範囲
全面貼り(四方に、2,3mmのエッジスペースを大抵空けますが防犯効果は変わりません)
4,施工者の資格
フィルムを貼る施工者が、防犯フィルム施工技能者でなければならない。(建築フィルム1級・2級の資格者)
以上になります。 詳しくは、ウインドフィルム工業会のホームページをご覧ください。
ガラスの厚さや、錠の種類に関しては、新しい住宅のサッシは大抵条件を満たしています。古い住宅の窓ガラスが、稀に3mmの単層ガラスを使っているものがあります。また補助錠がサッシに初めからついていないことがあります。その場合、後付けの補助錠を設置することになります。
このように、CPマークを貼り付けるためには種々の条件があるために対応製品のフィルムを買ってきて貼り付けるだけでは、CPマークを貼ることは出来ません。
それで、是非CPマークの防犯フィルムをご希望に際しては、防犯フィルム施工技能者のいる施工店でのご用命をお願い致します。
フィルム職人HASでは、防犯フィルム施工技能者で建築ガラス用フィルム1級技能士の施工者が責任をもってフィルムの選定から、条件の適合の可否の判断やフィルム施工まで一貫して承っております。