· 

防犯フィルム CPマーク 評価方法と試験内容について

 

 

CPマークを付けられる製品に求められる、条件と試験方法を解説します。建物部品の防犯性能試験の方法が決められています。

 

防犯性能の高い建物部品目録の目録検索システム

先回は、防犯フィルムのCPマークについて全般的なことを扱いました。

今回は、その評価方法と試験内容についてです。(簡潔にするため、詳細は省いています)

 

まず、防犯フィルムの厚さです。総厚(糊厚や基材厚など全て含む)が350㎛以上の厚さの物が対象です。よくある100㎛より厚い準防犯フィルムは対象外です。そして、窓全面貼りを基準にしています。サッシは、クレセント錠に二重ロック機構が付き、補助錠がサッシ下部についているものを試験体にしています。

 

次に、試験方法です。(手口をイメージしやすくするため、参考に動画を付けています)

3つの手口を実施します。

1,打ち破り試験  動画をご覧ください

   バールにより、クレセントと補助錠付近の二か所に計7回打撃を加えて穴をあけて手首を差し込みサッシを開く方法によりサッシが開かなかったものを合格とします。最初の打撃からサッシを開くまでの時間が1分を超えてはなりません。

 

2,こじ破り試験  動画をご覧ください

   ドライバーを差し込み、こじ破る方法で、クレセントおよび補助錠を穴をあけて手首を差し込み開錠する。試験体3体3人の試験員が行い、窓が開くまでの時間が5分以上を要した時合格とします。(多分この方法が一番犯罪に使われる手口だと思います。あまり音もしません)

 

3,焼き破り試験  動画をご覧ください

   携帯用バーナーを用いてクレセントおよび補助錠付近を攻撃し穴をあけて窓を開けるまでの時間が5分以上を要した時合格とする。(ガラスを熱して溶かして、簡単に打撃で穴をあけることが出来るようです)

 

 

以上3つの試験を行います。細かな評価方法は省いていますが、5分(打ち破りは1分)というのが一つの基準になります。

 

なぜ5分が基準になるかは、別の時に扱いたいと思います。