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ポンプ式スプレーについて

貼る面積が少ない場合、ハンドスプレーで事足りますが、ある程度の面積の場合ポンプ式スプレーが便利です。蓄圧式噴霧器という名前で売られていて、フルプラ、工進、などのメーカーが有名です。大抵フィルム職人はこのどちらかを使っていることが多いです。他のメーカーのものでも、もちろんいいのですが、信頼性や耐久性を考えると評判や実績のあるブランドのものを選ぶことになります。

 

 

 

フィルム貼りを仕事とするとなると、ある程度条件があります。まず、大きさ(施工液の入る容量)2リットルから5リットルくらいが良いと思います。あまり大きすぎると、運ぶ時に大変です。どのような工事で使うかにもよります。そして、ホースがある程度長い方が良いです。大抵、初めからついているのは、2メートルほどですが、5メートル以上はあった方が良いです。高いところに脚立に乗って施工したり、幅が広い窓に施工する場合にポンプを移動させなくてもよいからです。ホースの長いものがオプションで売っていることもあり、同じ径の別売りのホースで代用する人も多いです。

 

 

元々は、写真のような長さのノズルがついています。これはこれで使えないことはありませんが、少し長さが邪魔です。

あと、ノズルは短い方がいいです。このスプレーの主な用途は、一般に農薬散布です。その場合、木の枝や葉、農作物の茎などの高いところにも散布するために、大抵長いノズルがついています。短くても、40センチぐらいです。それですと、一時的に腰袋付近にノズルやホースをひっかけておく時に邪魔になりますし、そもそも高いところをスプレーしても、実際にフィルムを貼る時に手が届きませんので、手の届く範囲にスプレーできれば良いのです。これも、オプションで短いノズルが用意されている場合それを利用できます。でも、無い場合も多いです。それで、バルブ本体をセットごと(スプレーガン一式)交換する人も多いです。エアコン洗浄のためのガンが使える場合があります。でも他のメーカーのものや他の用途のものを兼用して付け替える場合、どうしても水漏れや故障といったトラブルが多いようです。私は、同じメーカーのオプション品がたまたま合って使うことが出来ています。(でも25センチで、もう少し短くてもいい)お探しの方は、リンクを貼っておきますのでご覧ください。使われる方は自己責任でお願いいたします。また、写真にもありますが、ポンプの横に3,4センチほどの径の筒を付けておくと使わない時挿しておけるので便利です。筒の下は、ふたをして施工液が漏れないようにしておくと周りを汚さないのでいいです。これは、フィルム職人の間でよく見かけます。

 

 

これは、同じメーカーの違う機種用のノズルをつけています。メーカーに連絡しましたら、裏技として教えてくれました。

 

 

メーカーのオプションには、このようなものもあります。これも、この機種用ではありませんがぴったりつきます。でも、排出力は弱いようで、場面に応じて付け替えて用いられそうです。