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防犯フィルム施工の重要性について

 

 一戸建てやマンションに住んでいて、家に泥棒が留守中に入る侵入盗が不安を抱く大きな要因となっています。また、留守ではなく実際には家に人がいて泥棒にばったり出くわすことも考えられます。こちらの方が恐ろしいですね。また近所に空き巣が入ったと聞くとさらに不安を煽るものとなるでしょう。

 

 

 

 

  

そこで防犯フィルムですが、そもそも窓ガラスに防犯フィルムを貼ることが、なぜ侵入盗を防ぐのに役立つのでしょうか?

 

 

それは、泥棒が住宅へ侵入する際に一番窓が狙われることが多いからです。一戸建ての場合、窓が57.0%、表出入口17.5%と圧倒的に窓です。これが、共同住宅の4階以上になりますと、窓29.8%、表出入口57.0%と窓は2位に逆転します。でも、上層階でも窓から侵入することがあるという事です。(警察庁「住まいる防犯110番」より)

 

窓が狙われる時は、ガラス破りが一番多い侵入手口になります。なにも対策をしていない窓は、ほとんど音もたてずに10秒ほどでピンポイントで割ることができます。(もちろんその道のプロにかかればです)あとは、クレセント錠を回して窓を開けるだけで侵入することができます。なお、表出入口が狙われるときに一番多い侵入手口は、無締りです。つまり鍵のかけ忘れです。出かける時は、鍵をかけたかもう一度確かめましょう。

 

では、防犯フィルムはどのようにして、侵入盗の発生を防ぐのでしょうか?

 

 

防犯フィルム(貫通防止フィルムとも言われる)は厚さ300マイクロメートル以上(下敷きのような厚さ)で、その多くが基材を複数層に積み重ねています。それで、泥棒がこじ破り(バールのようなものあるいはドライバーで鍵付近を破る行為)や焼きやぶりでガラスを貫通させる時間を大幅に遅らせることができます。一般的に泥棒は、侵入に5分以上かかるようだと諦める場合が多いようです。また、防犯フィルム施工済みのガラスを割るには、音を立ててガラスを割る必要がありますが、その音をたてることも泥棒は嫌がります。そのようにして、泥棒に諦めさせることが出来ますし、そもそも防犯フィルムが施工されているとわかると手をつけないで諦めるということも多いということです。

 

では、鍵(クレセント錠)付近を部分的に貼ればよいのでしょうか?

 

貼らないよりは良いかもしれませんが、10秒ほどで音もたてずに割るのですから、貼っていないところから上手く鍵を開けることも容易なことでしょう。それで、窓に全面貼りでなければ防犯フィルムの持っている効果を最大限に引き出すことはできません。しかも、この厚いフィルムを適正に貼るには技術が求められます。製品自体の費用も大きいので、専門の業者に任せることをお勧めします。防犯フィルムには、品質の証明として、CPマークというものがあり一定の水準をクリアしていることが承認されている製品があります。確かなものを求められるお客様は、この点を基準に選ばれると良いと思います。フィルム職人HASでも、防犯フィルムも幅広く扱っており、防犯フィルム施工技能者が施工にあたらせていただきます。どうぞ、お気軽にご相談くださればと思います。

 

この防犯フィルム施工の重要性が、地元茨城県で大きい理由は違う機会に書かせていただきたいと思います。